宮城県気仙沼市の縫製工場。ニット製品を主に、断裁から縫製・リンキングまで一貫生産いたします。

新着情報

そろそろ新年度。新入社員の方は、業界特有の専門用語に苦労する時期ですね。

2016.03.21

どの業界でも、その業界特有の専門用語があります。

当時、私が何の予備知識もなく入社し、失敗した専門用語が「あたり」です。
入社直後の事、先輩が生産途中の製品を抱えて、「この生地あたりがでる」と言っていました。
「あたり」という言葉に、アイスがもう一本もらえる…といった、かなり良いイメージをもっていた私は「そうなんですか。すごいですねぇ」と笑顔で言いました。周りは、私の反応になぜか不思議そうな顔。
後から、「あたり」とは、生地の色や風合いがアイロンで変化しやすいという意味だということを知り、とても恥ずかしい気持ちになりました。

私の友人は、魚の加工会社に就職し、「その魚おろして」と指示され、テーブルの上から床に下ろしたら怒られたそうです。「おろして」とは、魚を切り身にして…という意味だったとのこと。

今では、当たり前に使っている専門用語ですが、当時は慣れるまで色々失敗しました。

洗濯して乾燥機にかけたら、服が縮んだ…そんな経験ありませんか。

2016.03.11

“お気に入りの一着”洗濯して乾燥機にかけたら、なんだかシルエットが変わったみたい…。
そんな経験ありませんか?

もしかしたら、生地をつくる材料の中に、水や熱で縮む性質の素材が含まれていたからかもしれません。
科学技術が発達し、様々な素材が開発されている現在、このような問題を完全に解決するのは難しいようです。
丁寧なものづくりを社内方針に掲げる当社も、この問題に長年苦労してきました。
指示寸法通りのパターンで裁断したのに、完成した商品の寸法が縮んでいた。しかも縮み方に規則性がない。
服は、その人の個性を表現したり、人生の様々な課題に立ち向かう時にパワーをくれる大切なアイテムです。
だからこそ、お気に入りの一着として長く着てもらえる良いものを作りたいと考えております。

そこで当社は、熱で縮む性質の素材に対し有効な、独自の生地整形技術を確立しました。生産開始前にこの技術を施せば、安定した商品をつくることができます。ご興味がある方は、ぜひご連絡ください。

生地や編地のロット管理について

2016.01.12

生地や毛糸を染める時、色の配合が同じなのにどうして微妙な色の違い(ロット)があるのだろうと疑問に感じて染色会社さんに質問したことがありました。回答は、その日の気温や湿度が影響しているというものでした。
縫製する立場として、このロット違いは、少々厄介なものです。裁断だけした状態で見ると、その違いが分からないほど微妙なのに、一着の服として縫い合わせると、一目でわかる違いがあるのです。本当に驚きます。
だからこそ、弊社では裁断時にロット管理を徹底しておこないます。これがとても重要です。
ここで活躍するのが弊社のバーコード管理システムです。縫製作業員は本体カードとパーツ用小カードに記入された、カード番号をあわせながら裁断品を縫製していくので、正確に同じロットを組み合わせることができます。
弊社のシステムは、効率よく大量生産するためのものではなく、丁寧なものづくりをする為に導入しております。

あけましておめでとうございます。

2016.01.09

今年の年末年始はあたたかい日が続きました。雪かきをしないお正月は何年ぶりでしょう。
今朝 起きたら、一面うっすらと雪化粧がほどこされていました。美しい冬の景色です。
いよいよ冬本番となりました。着替えをしようと、無意識に選んだのはセーターでした。
やはり冬といえばニットです。見た目も肌触りも暖かく、気持ちがほっと安らぎます。
ニットの良いところは保温性です。ニットならではの、あの優しい暖かさがなんともいえません。
でも、風に弱いのが残念なところ。暖かい空気が一気に吹き飛ばされてしまいます。
そこで、ニットを着たらその上にもう1枚、風を通さない上着を着るのがおすすめです。
風をカードして、ニットの良さを100%引き出しましょう。

2016年秋冬物のファーストサンプル作り始まりました。

2015.12.08

弊社では2016年の秋冬物のファーストサンプル作りが始まりました。
ファーストサンプルは、デザイナーの想いを形にしてみる一番最初の作業です。
弊社では、一着の服に数種類の素材を組み合わせたデザインを多く扱っていますので
材料が投入された段階では、完成図をイメージするのが難しいことが多々あります。
だからこそ、指示通り素材を組み合わせ、一着の服として完成すると、
まるでアート作品を作り上げたような喜びと達成感を味わうことができます。
今回のサンプルつくりでは、どのようなデザインに出会えるのか、楽しみです。

年末年始休業のお知らせ

2015.12.08

誠に勝手ながら、下記の期間、本吉スーツ有限会社は年末年始休業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申しあげます。

平成27年12月29日(火)〜平成28年1月4日
なお、平成27年12月28日は午前中までの営業となります。

期間中連絡事項等ございましたら、誠に勝手ながらFAXにてご連絡くださいますよう、お願い申しあげます。

※運送便の荷受については、弊社と運送会社とで調整いたしますので、日付指定をせずに、翌日着で発送してくださいますようお願い申しあげます。

本吉スーツ 有限会社
宮城県気仙沼市元吉町猪の鼻134番地2
TEL 0226-43-2301
FAX 0226-43-2303

縮み・乱寸に困っていませんか?

2015.11.27

本吉スーツでは、縮み問題の根本的部分と向き合い、独自の「生地整形技術」を確立しました。
本吉スーツの生地整形技術で、事前に生地を安定させてから裁断・縫製すれば、これらの問題を大幅に改善することができます。

詳しくは 当社の強み:生地整形技術 をご覧ください。

見た目の美しさと着ごこちの両方を兼ね備えたカットリンキング

2015.11.27

当社は通常のリンキングはもちろんのこと、ジャージ・布はく等の身頃に横編みリンキング付属を組み合わせるカットリンキングの技術も持っております。

詳しくは 当社の強み:カットリンキング をご覧ください。

ホームページを公開しました

2015.11.27

この度本吉スーツ(有)では、かねてより準備を進めておりましたホームページを開設いたしました。
お客様にご満足いただけるよう、より一層努力を重ねてまいりたいと思います。

ご意見やご質問などございましたら、是非お気軽にお問合せください。
今後とも本吉スーツをよろしくお願い申し上げます。

まずはお気軽にお問合せください。0226-43-2301

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