宮城県気仙沼市の縫製工場。ニット製品を主に、断裁から縫製・リンキングまで一貫生産いたします。

当社の強み

裁断から袋詰めまで。一貫した設備と確かな技術で、いいものを東北から。

本吉スーツはニット婦人服の縫製工場です。創業から20年間、指定工場としてレナウンブランドを100%で手がけてきましたが、レナウン本社の自社工場縮小・閉鎖にともなって、現在では㈱イトキンのシビラ・㈱ビキジャパンのPICONE・㈱グリップインターナショナルのHEAL CREEK・マツオインターナショナル㈱の慈雨を中心に多種多様なニット製品・生地製品(主に上物)を生産しております。縫製に必要なほとんどの設備と技術を整備しておりますので、お客様には編地(反物状の編地を含む)と付属資材を投入していただければ、当社で断裁から完成まで一貫して行うことができます。断裁、縫製、リンキングとそれぞれの専門工場が多い中で、当社のように一貫生産する工場をご活用くだされば、製造過程における管理業務のロスタイムを大幅に削減できるのではないかとご提案致します。

流れ画像

生地整形イメージ

生地整形技術

縮み、乱寸で困っていませんか?

本吉スーツでは、縮み問題の根本的部分と向き合い、独自の生地の整形技術を確立しました。
本吉スーツの生地整形技術で、事前に生地を安定させてから裁断・縫製すれば、これらの問題を大幅に改善することができます。

熱で縮む性質をもつ素材に対して特に大きな有効性を発揮します。縮み率を予想した大きさのパターンでつくる方法と比較して、より確実性の高い結果を得ることができます。

整形処理あり・なしの場合の比較イメージ

整形技術考案の経緯

本吉スーツはニット製品の縫製加工工場として創業し、その後、多様なニーズに対応する為、創意工夫と技術習得を重ね、生地製品も多く取り扱うようになりました。そして、生地製品の縫製を進める中で課題となったのが、寸法問題です。

せっかく作り上げた製品に再度手を加えるのは、製造者としては辛く悲しい作業です。製品としても、縫ったものをほどくのですから、仕上がりの美しさが損なわれます。
ユーザーも、購入後一度の洗濯で着れなくなる程の縮みが発生したら、どんな気持ちになるでしょう。
縮み・乱寸問題は、企画者・製造者・販売者・購入者、全ての人に不利益を与える問題です。
本吉スーツは既存の縮み乱寸への対応法に限界を感じ、様々な角度からこの問題へ向きあい、結果処理ではなく「予防」という視点にたどり着きました。そして確立したのが、ニット製品の縫製技術を応用した、独自の生地整形技術です。
興味のある方は是非一度ご連絡ください。

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カットリンキング

本吉スーツでは下記の素材を取り扱っております。また、通常のリンキングはもちろんのこと、ジャージ・布はく等の身頃に横編みリンキング付属を組み合わせるカットリンキングの技術も持っております。

市販のテープと違い、リンキングに使う編み地は色数が多く、生地になじみ、幅も自由に設定できます。さらに、リンキングで縫製することにより、縫い代がなく、軽い仕上がりになります。
カットリンキングは、見た目の美しさと着ごこちの両方を兼ね備えた技術です。

生産管理イメージ

生産管理

お客様が安心して製品発注ができるように、本吉スーツ独自の生産管理システムを確立しました。
入荷・裁断時に弊社専用カードを製品に付けて流し、各工程の終了時にバーコードを読み取ることで、生産数をコンピューター上で管理することができます。この結果、現在の進捗状況が瞬時に把握でき、お客様の問い合わせに対して正確な情報提供が可能となり、生産スケジュールのご提案も可能となりました。
工場内は、編地・反物の両方に対応できるレイアウトになっており、ニーズに合わせた製品づくりが可能です。

まずはお気軽にお問合せください。0226-43-2301

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